■10月12日(水)~10月25日(火)〔最終日午後6時終了〕
■伊勢丹新宿店 本館5階 キッチンダイニング/ 茶道具 電話03-3225-2660 直通
日々の食卓の大切さをあらためて感じたのは備前の金重家でのこと。 林屋晴三先生の備前茶会の折、旬の野菜、食材の美味しさを最大に引き出す料理が、さりげなく備前のうつわに盛られ、ご家族でおもてなしをいただきました。 世情が大きく変化し続けるなかでも、この団欒は代々受け継がれてきた気負いのない姿であると感激したことを思い出します。陶芸作品とは、その土地の風土と人の歴史の上に生み出されるものだと実感いたしました。 「使いやすさ」を根底に「日々の生活にうるおいを与える器」を目指したいと語られる作品をぜひご高覧ください。
(株)嘉門工藝
陶工房 斿(ゆう)」祖父に金重素山氏、父に有邦氏、大叔父は金重陶陽氏と備前焼の名門。金重有邦門下3名により設立11年目を迎える。備前焼に限定せず掻き落としや絵唐津など、幅広く食のうつわを制作。新たに茶を嗜む道具、茶箱にまつわる作品にも向き合う。
作家在廊日 金重周作先生・金重陽作先生 10月22日(土) 出品作品 振り出し、皿、鉢、小鉢、湯飲み、茶碗など